
鶏レバーとハツの生姜煮

材料 2~3人分
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鶏レバー、鶏ハツ合わせて300g長ねぎ1本生姜(皮をむいた正味)35g
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A
水、酒、みりん各90mlしょうゆ65ml三温糖15g -
小ねぎ(小口切り)適量
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鶏レバーと鶏ハツは切り離す。レバーは薄い膜をはがしてひと口大に切る。ハツは包丁を入れて開き、血の塊を除き、薄い膜をはがす。沸騰した湯にくぐらせて霜降りにして、水で洗う。
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生姜は針生姜にして水にさらし、水気を切る。長ねぎは3cm長さのぶつ切りにし、魚焼きグリルやフライパンで表面に焼き色がつくまで焼く。
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Aと生姜の半量をフライパンに入れて強火にかけ、煮立ったら鶏ハツと鶏レバーを入れて煮汁をからめながら煮る。
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汁気が少し残る程度に煮詰まったら、火を止めて焼きねぎを加えて混ぜる。器に盛り、小ねぎを散らし、残りの生姜を飾る。
「夕-セキ-」店主
茨城県生まれ。高校卒業後に料理の道に入り、都内の日本料理店で腕を磨く。2007年に世田谷区・三軒茶屋「夕-セキ-」に入店し、店を切り盛りして14年目。多彩な日本ワインのラインナップと、ワインに合う和の創作酒肴が評判。
おすすめワイン:
ぶどう品種にマスカットベーリーAを用いたもの
マスカットベーリーAは、苺など赤い果実の香りが中心で優しいスパイシーを感じ、味わいは穏やかな渋みと果実味のバランスを楽しめる品種です。鶏レバーとハツに絡んだ醤油の甘辛さと焼いた長ネギの甘さと香ばしさがワインの個性とマッチします。僅かに樽で熟成をしたタイプが特にお勧めです。
「ワインには人と人の結びつきを深める不思議な力がある」を モットーに、飲食を通した新しいカルチャーを創出する。 現在は、フリーランスのソムリエとして全国の様々な業態の飲食店やホテルのワインやサービスのコンサルティング、ワインイベント、セミナーなどを全国で行っている。G20大阪サミットの首脳夕食会にて、飲料のサービスを担う。2020年11月卓越した技能者「現代の名工」を厚生労働省より受賞。